債務整理って何?

借金をなくしたい!
それなのに、借りては返しての自転車操業になってしまってなかなか減らない。
このままじゃ、破産するしかない?でも、家は残したいし…
そんな誰にも言えない悩みを抱えている方も多くいらっしゃると思います。
最近、テレビやラジオのCMで「さいむせいり」という言葉を耳にされてる方もいらっしゃるかと思いますが、「さいむせいり」って何?
返済が楽になるって本当?
家族や会社にバレるんじゃ…
などなど、疑問に思ってる方も少なくないと思います。
そこで、今日から何回かに分けて債務整理の疑問に答えていこうと思います。

Q.借金は必ず返さないといけないんですか。
A.民法上はもちろん返済義務があり、借りたものは返す義務があります。ただ、多重債務に苦しむ人や事実上返済することが困難になった人のための救済手段があります。
 それが、債務整理です。
 債務整理には、借金をチャラにするものから利息をカットして返済を楽にする方法まで様々な方法があります。

Q.債務整理をするとどんなメリットがあるのですか。
A.債務が全てチャラになる、または利息をカットして支払うことが出来るというメリットの他に、債権者(例えばカード会社)からの督促が止まりますので、毎日の督促電話や 督促状に怯える必要がなくなります。

 
Q.債務整理には様々な方法があるとのことですが、どんな方法があるのですか。
A.自己破産、任意整理、中間的な方法として個人再生があります。
 自己破産とは、裁判所に借金返済が不可能であることを認めてもらい、借金をチャラにしてもらう手続きです。その代わり、持っている財産(マイホーム、車など)は全て差し出す必要があります。
 任意整理とは、借金自体は返していくのですが、利息をカットして約5年かけて元金だけを払うことで返済を楽にする方法です。(ただし、あくまでカード会社等との交渉になりますので、支払い回数、その他の条件は交渉次第となります)
 個人再生は、任意整理と同じように利息をカットして約3年で返済する方法です。この方法は主にマイホームを手放したくない場合に住宅ローンだけを整理対象から除いて、残りの債務を整理する場合に用いられます。
 ちなみに、任意整理はご本人(もしくは司法書士等にご依頼された場合は司法書士等)とカード会社等と直接交渉することになりますので、とても簡単な手続きです。
自己破産、個人再生は裁判所を使った手続きになりますので、ご本人様に用意して頂く書類や自筆で書いて頂く書類がありますので少しややこしい手続きとなっています。

Q.逆に債務整理をすることによって、デメリットはないのですか。
A.信用情報機関(いわゆるブラックリストと呼ばれているものです)に登録されますので、完済から向こう5年程度は新しくカードを作ったり、ローンを組んだりすることが難しくなります。

Q.家族に内緒に手続きすることは可能ですか。
A.任意整理の場合、裁判所を通さずに手続き出来ますのでバレることはないでしょう。
 自己破産や個人再生の手続きは、裁判所に提出しなければならない書類の中に配偶者の給与明細書や源泉徴収票等がありますので、こっそり持ち出すことが出来なければバレてしまいます。
 また、必要書類の中に退職金額証明書があるので、会社に発行してもらう際にバレてしまう可能性はあります。ただ、「教育ローンを組む際に必要だと言われたので」等の理由を言って納得してもらうという手もあります。また、会社の就業規則に退職金額の算定方法が明確に記載されている場合はそのコピーで足りますので、その場合は会社にわざわざ退職金額証明書を請求する必要はありません。

以上が、債務整理の概要になります。
大体のイメージを掴んで頂くために書きましたので、細かい手続きはまた後日書かせて頂くことにします。

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