自己破産って何?

自己破産は借金をチャラに出来る手続きです。
ただ、チャラにしてもらうためにはそれなりのリスクや負担があります。
今日は、自己破産についての疑問点についてお答えします。

Q.借金をギャンブルで作ってしまいました。この場合も自己破産出来ますか。
A.自己破産は借金をした理由によっては出来ないという制限があります。
ですので、全てギャンブルだという場合は裁判所に許してもらえない可能性があります。
ただ、実態としては最終的に許可されることがほとんどです。(ただ、裁判所からお叱りを受けることは覚悟しておきましょう。)

Q.自己破産をすると、手元に財産を残せないと聞きました。すべて取り上げられてしまうのでしょうか。
A.自己破産というと、身ぐるみはがされてしまうというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、そのようなことはありません。
まず、生活に欠かせないものは差し押さえてはいけないことになっています。
取り上げられてしまう財産は高級なものに限られます。

Q.高級なものとは具体的にどのようなものでしょうか。
A.マイホームや車など20万円以上の財産のものは差し出す必要があります。
ただ、車でも20万円以上の価値のないものは差し出す必要がありません。
自動車の減価償却期間は非常に短く設定されており、初年度登録から10年以上経過しているような車の中古車価値はほぼ0円と査定される場合が多いようです。
そのため、10年以上前の年式の自家用車であれば査定を受ける必要もなく、財産価値がない物とみなし所有することが許されるケースが多くあります。

Q.自己破産すると、年金受給が出来なくなると聞いたことがありますが、本当ですか。
A.そんなことはありません。
年金は、自己破産しても受給できます。
また、他にも生活保護給付、失業給付等、自己破産しても受給できる財産は法律によって規定されています。

Q.自己破産すると選挙にも行けないと聞いたこともあります。
A.そんなことはありません。
自己破産しても選挙権が奪われることはありません。

Q.自己破産すると就けない職業があると聞きました。
A.いくつかの職業は自己破産することによって、就くことが出来なくなります。
例えば、弁護士、司法書士、税理士等のいわゆる士業は職業制限を受けます。
また、生命保険募集員、警備員、建築士等も職業制限を受ける職業にあたります。
他にも職業制限がかかる職業がありますので、注意して下さい。

Q.他にデメリットはありますか。
A.官報という国が発行する新聞のようなものに名前等が載ります。
ただ、一般の人はほとんど官報を見る機会がないのでこの点はあまり心配する必要はないと思います。

このように、自己破産は借金をチャラにしてもらう代わりにそれなりの負担があります。
また、法律上の負担だけでなく、事実上もやなりネガティブなイメージがあることは否定できません。
ですので、任意整理等の他の方法も探った上で自己破産するかどうかを決めるようにして下さい。

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