任意整理の手続きの流れについて

任意整理って何?①の中で簡単に任意整理の流れについて書きましたが、今回は、もう少し詳しく流れについて書こうと思います。

Q. 任意整理を依頼した場合、どのような流れで手続きは進んでいくのですか。
A.以下のような流れで進んでいきます。
1受任
 ↓
2利息制限法の上限金利への引き直し計算
 ↓
3和解案の提示
 ↓
4和解交渉
 ↓
5合意書の作成
 ↓
6和解に基づく支払開始
 ↓
7完済

Q.受任してもらったとすると、具体的にどのような効果があるのですか。
A. 依頼をいただいた当日(時間帯により翌日)に受任通知(弁護士介入通知)を各貸金業者へ発送し、以後の取立・返済をストップさせます。
Q. 利息制限法の上限金利への引き直し計算にはどのぐらいの期間がかかるのですか。
A. 貸金業者から開示された取引履歴をもとに、上限金利(15~20%)に基づく引き直し計算を行い、借金の額を確定します。
貸金業者から取引履歴が開示されるまでに受任から約1~3ヵ月かかります。
過払い金が発生している場合には,貸金業者に過払い金の返還請求ができます。

Q. 和解案の提示・和解交渉・合意書の作成とは、具体的にどのようなことをするのですか。
A. 引き直し計算の結果、算出された借金の元本を基準に、返済期間・月々の返済額等について和解案を作成し、依頼者の方に確認・承諾を得た上で貸金業者に提示します。
 そして、提示した和解案につき,貸金業者と和解内容について交渉します。
 和解内容が確定すると,和解内容を確認するため合意書を作成します。

 合意書が作成されたあとは、合意書で確認された和解内容に基づき,毎月貸金業者の指定する口座に分割金を振込みます。
和解内容通りの返済が完了すると、任意整理の手続が終了します。

 当事務所に相談に来られる前に自分で債権者と分割返済の和解をしているケースに遭遇することがありますが、一般の方が自分で債権者と交渉した場合、債権者の都合がよい条件で和解してしまっていることが多いです。
 よって、任意整理は専門家である司法書士にお願いするのが安全といえるでしょう。

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