エステや語学学校のサービスをやめたい!②

前回からの続きで特定継続的役務提供についての疑問にお答えします。
今回は、クーリングオフが使えない場合の中途解約について、説明したいと思います。

Q.クーリングオフが出来ない場合、中途解約は可能ですか。
A. 消費者(役務の提供を受ける者)は特定継続的役務提供契約を、クーリング・オフ期間経過後も、その契約期間中であれば、いつでも、理由の如何を問わず中途解約することができます。関連商品を購入している場合もあわせて中途解約できます。

Q.中途解約の場合は、損害賠償を支払う必要はありますか。
A. 中途解約の場合には、クーリング・オフの場合と異なり、消費者は事業者に対して、既に提供された役務の対価分(例えば契約後3か月で解約した場合には3か月分の役務の対価)と法令で定める一定額以内の損害賠償を支払う必要があります。事業者側が既にこの額を超える金額を受け取っている場合には、超過部分を速やかに返還しなければなりません。

Q.中途解約の上限について教えてください。
A. 中途解約の上限については以下のようになります。
<中途解約時の損害賠償等の上限について>
(1)契約の解除が役務提供開始前である場合
契約の締結及び履行のために通常要する費用の額として役務ごとに政令で定める以下の額。
〇エステティック/2万円
〇語学教室/1万5千円
〇家庭教師/2万円
〇学習塾/1万1千円
〇パソコン教室/1万5千円
〇結婚紹介サービス/3万円

(2)契約の解除が役務提供開始後である場合
イ 提供された特定継続的役務の対価に相当する額
ロ 当該特定継続的役務提供契約の解除によって通常生ずる損害の額として役務ごとに政令で定める以下の額の合計額
〇エステティック 2万円又は契約残額の10%に相当する額のいずれか低い額
〇語学教室 5万円又は契約残額の20%に相当する額のいずれか低い額
〇語学教室 5万円又は契約残額の20%に相当する額のいずれか低い額
〇家庭教師 5万円又は当該特定継続的役務提供契約における1月分の役務の対価に相当する額のいずれか低い額
〇学習塾 2万円又は当該特定継続的役務提供契約における1月分の役務の対価に相当する額のいずれか低い額
〇パソコン教室 5万円又は契約残額の20%に相当する額のいずれか低い額
〇結婚紹介サービス 2万円又は契約残額の20%に相当する額のいずれか低い額

以上が特定継続的役務提供の中途解約の説明になります。
エステ等の特定継続的役務提供を受けたけど、途中でやめたい!とお悩みの方、是非当事務所までご相談下さい。

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